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「熱海の奇跡」から何を学んだか 〜熱海合宿レポート 祥平編〜

株式会社NINEの「向井祥平」と申します。NINE初の合宿で熱海に行ってまいりました。合宿の目的は各々の目標に対する課題を考え、その課題の「問い」に対する「答え」を見つけること。代表の渋谷のレポートに引き続き、私も熱海の合宿で学んだことをレポートとして公開いたします!弊社代表の渋谷の記事はこちら

 

はじめに

 

私の地元は石川県の金沢市になります。金沢という街が好きです。そこで将来的に金沢で何かしたいという思いがあります。

ただ現状、東京で働いております。そのため金沢に帰省するのは年に数回となりました。金沢のことがあまり詳しくなくなりました。

そこで私の今回の合宿の目的(問い)を決まりました。

 

問1「東京にいながら金沢の課題をどうやったら知ることができるか?」

 

多分、地方出身で東京で働いている人の共通の課題だと思います。私の場合は金沢の課題を自分が知ることができ、尚且つ、金沢にアクションを起こせる都合の良いサービスを考えました。

まず金沢の情報を知るためには、帰省の回数を多くすること、または金沢のニュースや情報サイトを確認することだと考えました。ただそれだけでは金沢の情報を知ることができても、金沢の課題を把握するまでは辿り着きません。ではやはりUターンで移住するしかないのかなと。東京に住んでいるようでは何も出来ないのかなと。そこで考え抜いた挙句、ひとつ思いつきました。
 

金沢のデータ推移を見える化したローカルメディア

 

例えば観光客の満足度や、地元の人の意識調査をデータとして扱います。その数値の増減をインフォグラフィックを用いた地元の人向けのメディアとなります。

行政が提示しているデータは正確です。ただ一般の人は把握しづらいです。わかりやすいデータの推移を金沢に住んでいる人に見てもらうことで、現在の金沢の課題を伝えられるのではないかと思いました。さらに私も東京にいながら金沢を知ることができます。将来的に金沢で次のアクションを起こす気づきに繋がります。また同じ課題に立ち向かってもらえる、仲間を集めるコミュニティにも繋がると考えております!

ただそこでまた次なる問いが生まれました。

 

問2「地元の人はどうやったらローカルメディアを見るか?」

 

熱海の方にヒアリングしたところ、情報源は基本口コミでした。特に小さい街なので噂はすぐに広がるとのことです。また特に地元のフリーペーパーやWEBサイトを見なくても、熱海の情報を知ることができます。そのため、地元の人向けのローカルメディアを作ったとしても、地元の人は見ないのではないかと考えました。地元の人が地元のローカルメディアを見るきっかけを作ることが次の課題になると感じました。(課題が尽きません・・)

 

おわりに

 

熱海と金沢を比べて、一番感じたことは地元の人と観光客の意識の違いです。熱海では地元の人と観光客の距離が近く感じます。観光客は地元の人が通う場所に訪れます。また地元の人は観光客だからといって区別しません。そのため観光客は、特に目的はないが、ふらりと遊びに来ているように見えました。

金沢では地元の人と観光客の間に壁がある気がしています。金沢に住んでいる人は観光客が訪れる場所にはあまり行きません。理由は様々ですが、価格の問題も大きいのではないかと思います。北陸新幹線が通ったことにより、観光客は想定以上に増えました。そして駅前や観光地のお店、ホテルの価格は上がりました。それにより地元の人と観光客の距離もさらに広がりました。

現在、金沢は観光客は減少していると聞いております。いずれは熱海の抱えた問題と同様、観光資源のみでは金沢に訪れなくなるかもしれません。熱海のように特に目的がなくても来たくなる街、観光資源に頼らない街はとても強い街に見えます。そんな熱海のような街になるには、自分も含め金沢に住んでいる人の意識が重要だなと思いました。またすでに金沢も変わってきておりますが、近い将来、私も何かしらの方法で変化を起こせられればと思いました!

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