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ONE TEAM YAIZU花火プロジェクトのお話
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March 17,
2021
こんにちは、ナインでデザイナーをしているなるみです。
今回は、ナインの拠点がある静岡県焼津市で素敵なプロジェクトに関わらせていただいたので、そのお話をしようと思います。
ONE TEAM YAIZU 花火プロジェクト
このプロジェクトは、焼津商工会議所青年部・大井川商工会青年部の方々が中心となり企画をされたプロジェクトです。
コロナ禍で多くのイベントが中止され楽しみが奪われてしまった子どもたちのために、こんな状況でも何か思い出づくりができないかと、ソーシャルディスタンスを確保した上で開催できる花火大会を企画されました。
各小学校のグランドをベースに市内13か所同時に打ち上げ花火をあげ、自宅もしくは近隣の空き地や田んぼ等でソーシャルディスタンスを確保して観賞することができるという花火大会です。
花火と共に打ち上げられる子どもたちの願い事
ただ花火を打ち上げるのではなく、小中学生一人ひとりに願い事書いてもらい、その願い事を書いた紙を実際の花火と共に打ち上げるという児童生徒参加型の花火大会でした。
自分の願い事が花火と共に打ち上げられるなんて、滅多にできない貴重な体験だと思いました。
市内の小中学校の先生方にご協力いただき、子どもたちに願い事を書いてもらったそうです。
小学校では、高学年の生徒が低学年の生徒に説明をし願い事を書いたそうです。
願い事を書く時間を、特別なイベント化することで、より子ども達の思い出に残りそうですね。
子どもたちがメッセージを書く様子
こちらが、子ども達が書いた願い事です。
自分の願い事だけでなく、世の中の幸せを願う願い事が多くて、びっくりしました!
子どもたちのメッセージ
そしてこちらが、願い事のコピーを貼り付けた花火玉。
株式会社イケブン様にて、ひとつひとつ手作業で願い事を貼り付けられたそうです。
す、すごい!
子どもたちのメッセージを貼り付けた花火玉
この花火玉達が、2020年11月に焼津市内13箇所で打ち上げられました。
子どもたちの願い事は大きな花火アートに
さらに、子ども達が書いた願い事を並べると1つの花火アートになります。
1万枚の願い事で出来上がっている約7m×7mの巨大アートです。
こちらは花火アート設営の様子です。
自分の願い事が花火と一緒に打ち上げられ花火の一部になるということを、子どもたちにわかりやすくするために、「願い事を書いた紙が1つの大きな花火アートになる」というのはどうかとナインより提案させていただきました。
この提案を快く採用していただきましたが、
この巨大アートを完成させるのはとても大変な作業だったと思います。多くの人の協力や努力があってできあがりました。焼津商工会議所青年部・大井川商工会青年部の方々の行動力とパワーに感動いたしました。
花火アートの一部。
こちら実物サイズのものはもう展示されておりませんが、7月18日までディスカバリーパーク焼津にて
花火アートの2.5m×2.5mの縮小版が展示されております。是非全体像はそちらでご覧ください!
また、一緒にメイキングビデオの上映をしております。13か所同時の打ち上げの様子をドローンを飛ばして撮影されたそうです。
ディスカバリーパーク行った際やお近くまで行った際に、寄ってみていただけたらうれしいです。
自分の願い事が、花火となり打ち上げられる。
こんな素敵なプロジェクトは、きっと子ども達の素敵な思い出になったのではないでしょうか。大人になってこんなことあったなと焼津のことを思い出す、思い出の1つになったら良いなぁと思います。
このプロジェクトに関わり感じたこと
ONE TEAM YAIZUの皆様の熱い想いを形にするお手伝いや、子ども達の思い出づくりのお手伝いができたこと、とても嬉しかったです。
関係者の皆様本当にありがとうございました。&お疲れ様でした。
デザイナーとして、想いを形にし、ユーザーに伝わりやすく伝えることの大切さを改めて感じました。これからも、1つ1つの想いに向き合い、その想いを多くの人に伝える架け橋となれるように色々なものをデザインしていきたいと思います。
ONE TEAM YAIZU花火プロジェクトの話は、以上です。
ナインの拠点のある焼津市はとても熱い想いとパワーがある場所です。
ぜひ皆さんも、焼津市に興味を持っていただけたら嬉しいです。
花火と共に打ち上げられた子どもたちの願い事が叶いますように!