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商店街でビルを買いました。その3:プレイボール!から1年の歩み(前編)。

NINE代表 渋谷太郎

渋谷太郎

NINE代表

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July 04,
2022

前回の記事の通り、静岡県焼津市の商店街にある築40年のビルを会社で購入して、「誰もが、その人らしさを活かして〈プレイボール! 〉できる場所」を目指し、昨年夏、PLAY BALL! DEPARTMENT という形でオープン。そして、なんだかんだあって、1周年を迎えることができました。

今回はオープンから1周年を迎えるまでの「なんだかんだ」について、1FのPLAY BALL! CAFEの活動を中心に振り返ります。

1年で60以上の活動

PLAY BALL! CAFEでの活動。インスタグラムより

2021年7月4日にオープンしてから1年、1Fのカフェは基本的に週5日で営業をしてきました。臨時休業もありましたが、長期間お店を閉じることはなく、1年間続けることができました。

毎日たくさんのお客さんが来るわけではありませんが、今の商店街の人通りを考えれば、よく健闘したと言っていい営業状況だったと思います。

オープンの直前にカフェの担当スタッフとして移住までしてNINEに参画してくれた担当スタッフが、粘り強く頑張ってくれました。

そんな通常営業に加え、マルシェやワークショップ等の活動も本当にたくさん実現しました。その数はざっと60以上。週1以上のペースで何かやっていたことになります。

NINE主催、他の方の主催を含め、ざっくり以下のようなことをやってきました。

・自分たち主催、地域の方たち主催のマルシェ

・クリスマスパーティーや1周年イベントのようなパーティー

・カメラ、ヨガ、SDGsカードゲーム等のワークショップ

・別のお店がカフェ運営するシェアカフェ、軒下出店等のポップアップストア

・イラストレーターさんによる個展

・懇親会や交流会

・セミナーや講演会の会場

・テレビ番組、CM等の撮影

(具体的な内容はインスタグラムをご覧ください)

また、来店した方にプレイボールしたいことを書いてもらう「PLAY BALL! NOTE」や、NINEスタッフが独自の視点で作った「焼津駅前マップ」が生まれたり、PLAY BALL! CAFEがきっかけで、本業のWEBデザインや商品開発のご相談にもつながりました。

焼津駅前マップ

さらには、2022年の2月からはビルの中2階で、シルクスクリーンのお店「suru.suru.」も始まりました。

よかったこと①プレイボールを後押しできた。

1年間で色々なことやってきたPLAY BALL! DEPARTMENT / CAFEですが、その存在意義は、何かを創り出そうとする人、何かはじめようとする人のプレイボールを後押しすることです。

先に上げた様々な活動はそのためにやってきましたが、微力ながらいくつかの「プレイボール」を後押しすることができたと感じています。

例えば、PLAY BALL! オープン前に知り合った、当時はまだ駆け出しのカメラマンだった方は、PLAY BALL! CAFEの撮影を手伝ってもらったり、カメラのワークショップを開いてもらったりして、今ではカメラマンとしての活動の幅を広げています。

カメラのワークショップ

また、あるイラストレーターさんは、初めての個展をPLAY BALL! CAFEで開き大成功して、さらには地域のお寺の御首題のイラストを描くことにもつながりました。

他にも、おむすび屋さんや焼き菓子屋さんがポップアップストアにトライしたり、SDGsのファシリテーターさんがSDGsゲームのワークショップを開催したり、想像以上にたくさんのプレイボールがあり、街に新しいことが生まれる土壌ができ始めたと感じています。

よかったこと②コミュニティが広がった。

1周年記念パーティー

これはカフェ担当スタッフの能力や頑張りが大きいですが、テナントを入れず、自分たちでお店・場を運営し、活動を続けたことでコミュニティが広がりました。

この1年でPLAY BALL! CAFEが得られた貴重なつながりは数100くらいあると思われ、さらにPLAY BALL! CAFEをきっかけに生まれた人と人のつながりは1000くらいになるのではないかと思います。

このコミュニティをきっかけにして、PLAY BALL! CAFEとは別のところで、プレイボールが生まれることも増えていきそうです。

よかったこと③商店街につながる人が増えた

PLAY BALL! CAFEがある焼津駅前通り商店街に対して、これまで無関心だったような人たちが、少しずつ商店街に出入りするようになってきました。

まだまだ目に見えて人の「数」が増えたわけではありませんが、ここ数年で商店街にできたお店や、商店街の先にできたターントクルこどもの影響もあり、商店街に来る人の「質」は変わったと感じています。

若い人、商売や活動をしたい人、新しい価値観やセンスを持った人、そんな人たちが増えてきて、商店街や駅前の新たな可能性を見つけてくれそうです。

プレイボールの後押しができて、コミュニティも生まれ、商店街に来る人の質が変わり、「変化の土壌」が1年間で想像以上に作られたと思う一方で、やりきれなかったことや課題もたくさんあります。

また長くなってしまったので、今回はここまでにして、次回は1年でやりきれなかったことや課題についてお伝えしたいと思います。