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“らしさ”を発揮できる場所を求めて
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March 10,
2021
こんにちは、デザイナーのチエです。
ナインでは2021年現在、一番の新入りです。
ナインに入社した経緯
ものすごーく簡単に言うと、”変化”を求めてです。
仕事からすこし離れたタイミングで、なにか新しいことがしたいな、
と思ったのがきっかけです。
そう思ってたまたま見つけた、ナインという会社。
渋谷さんの記事でも詳しく紹介していますが、
それぞれのスタッフの「らしさエコノミー」を大切にしている
ちょっと変わった制作会社だな、というのが第一印象でした。
わたしができること
みんな、自分らしい特技がある。
おいしいコーヒを淹れたり、料理を振る舞ったり、大工仕事だったり。
その特技を生かす場所を探している、という人は意外と多いのです。
コワーキングスペースとしても活躍しているHomebase YAIZUですが、
過去には色々なイベントを開催した実績があります。
しましまコーヒーさん
自分「らしさ」を伸ばしたい!
例えば、私は学生時代からシルクスクリーンで作品を作っています。
はじめのうちは黙々と一人で制作をしていたのですが、
作品を通じて「私もやってみたい!」といってくれる人、
シルクスクリーンに興味を持ってくれる人が増えていきました。
シルクスクリーンってなに?という方のために、簡単に説明いたしますね。
1.シルクスクリーンとは
シルクスクリーンとは、孔版印刷とよばれる手法のひとつです。
昔から、タオルや看板に印刷したり、身近なところで活躍してきた印刷方法です。
メッシュ状の版に孔=穴が空いた版に、
インクを落として印刷するというシンプルさが魅力です。
2.必要な道具
製版するための版(木枠+スクリーン)も、なければ自作できます。
私も昔は家具を作る際に出た端材をもらって、
ちょうどいいサイズの木枠を作ったり。
木枠にテトロンという網=スクリーンを張って、乳剤を塗ります。
(昔は本当にシルクで作っていたからシルクスクリーンなんですね)
乳剤に絵柄を写して、紫外線にあてると
影になった部分が感光され、乳剤が固まらずに、穴になります。
これがインクの通る穴になるのです。
スキージというヘラでインクをスーッと押し出します。
シルクスクリーン作業風景
3.刷ってみる
製版ができたら、印刷します!
コットン100%の素材であれば、たいていのものはうまく定着します。
水性のインク、油性のインクがあるので、用途ごとに選びましょう。
布に印刷したいときは、水性インクがおすすめです。
シルクスクリーン、できました
完成!
とっても簡単ですね。
小さいお子さんでも、手先が不器用だから‥と思っている方にも、始めやすくて楽しいのが特徴です。
あれ、ちょっと面白そう。できそうかも?
と思ったそこのあなた。
ぜひ一緒にはじめてみませんか?
焼津駅前の商店街では、シルクスクリーンができる制作スタジオを企画中です。
誰でも思い立ったときに、何かを形にできる場所をご提供できたら、と考えております。
お楽しみに!