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“らしさ”を発揮できる場所を求めて
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March 10,
2021
こんにちは、デザイナーのチエです。
ナインでは2021年現在、一番の新入りです。
ナインに入社した経緯
ものすごーく簡単に言うと、”変化”を求めてです。
仕事からすこし離れたタイミングで、なにか新しいことがしたいな、
と思ったのがきっかけです。
そう思ってたまたま見つけた、ナインという会社。
渋谷さんの記事でも詳しく紹介していますが、
それぞれのスタッフの「らしさエコノミー」を大切にしている
ちょっと変わった制作会社だな、というのが第一印象でした。
わたしができること
みんな、自分らしい特技がある。
おいしいコーヒを淹れたり、料理を振る舞ったり、大工仕事だったり。
その特技を生かす場所を探している、という人は意外と多いのです。
コワーキングスペースとしても活躍しているHomebase YAIZUですが、
過去には色々なイベントを開催した実績があります。
![しましまコーヒーさん](https://nine.sc/wp/wp-content/uploads/2022/07/img01-210310.jpeg)
しましまコーヒーさん
自分「らしさ」を伸ばしたい!
例えば、私は学生時代からシルクスクリーンで作品を作っています。
はじめのうちは黙々と一人で制作をしていたのですが、
作品を通じて「私もやってみたい!」といってくれる人、
シルクスクリーンに興味を持ってくれる人が増えていきました。
シルクスクリーンってなに?という方のために、簡単に説明いたしますね。
1.シルクスクリーンとは
シルクスクリーンとは、孔版印刷とよばれる手法のひとつです。
昔から、タオルや看板に印刷したり、身近なところで活躍してきた印刷方法です。
メッシュ状の版に孔=穴が空いた版に、
インクを落として印刷するというシンプルさが魅力です。
2.必要な道具
製版するための版(木枠+スクリーン)も、なければ自作できます。
私も昔は家具を作る際に出た端材をもらって、
ちょうどいいサイズの木枠を作ったり。
木枠にテトロンという網=スクリーンを張って、乳剤を塗ります。
(昔は本当にシルクで作っていたからシルクスクリーンなんですね)
乳剤に絵柄を写して、紫外線にあてると
影になった部分が感光され、乳剤が固まらずに、穴になります。
これがインクの通る穴になるのです。
スキージというヘラでインクをスーッと押し出します。
![シルクスクリーン作業風景](https://nine.sc/wp/wp-content/uploads/2022/07/img02-210310.jpeg)
シルクスクリーン作業風景
3.刷ってみる
製版ができたら、印刷します!
コットン100%の素材であれば、たいていのものはうまく定着します。
水性のインク、油性のインクがあるので、用途ごとに選びましょう。
布に印刷したいときは、水性インクがおすすめです。
![シルクスクリーン、できました](https://nine.sc/wp/wp-content/uploads/2022/07/img03-210310.jpeg)
シルクスクリーン、できました
完成!
とっても簡単ですね。
小さいお子さんでも、手先が不器用だから‥と思っている方にも、始めやすくて楽しいのが特徴です。
あれ、ちょっと面白そう。できそうかも?
と思ったそこのあなた。
ぜひ一緒にはじめてみませんか?
焼津駅前の商店街では、シルクスクリーンができる制作スタジオを企画中です。
誰でも思い立ったときに、何かを形にできる場所をご提供できたら、と考えております。
お楽しみに!