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1万2000人が来場。ピックヨウル〜海の街のクリスマスマーケット2023〜
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2023年11月25日と26日に静岡県焼津市で開催された「ピックヨウル〜海の街のクリスマスマーケット2023〜」。ナインは実行委員会の一員として企画・運営に携わりました。 体制もプロセスも整っていない中で、多くの課題がありましたが、2日間で1万2000人が来場し、多くの方々に喜んでいただけたイベントとなりました。
プロジェクトの背景と目的
「ピックヨウル〜海の街のクリスマスマーケット2023〜」は、若者世代が魅力を感じる焼津の冬の風物詩を作り出すことを目的として開催されました。 このイベントは2022年に続く2回目の開催であり、ナインはプロジェクト全体の管理からデザイン/プロモーション等、多岐にわたる役割を担いました。
ナインの主な役割
ナインが担当した主な役割は以下の通りです。
- プロジェクト全体の管理
- プロモーション活動(ポスター、ポストカード、看板、WEBサイトの制作、SNSやWEB広告の運用等)
- 一部会場のスペース作り
- 当日の設営・運営
課題と対応方法
1. プロジェクトの体制構築
<課題>
今回が2回目の開催であり、まだ体制もプロセスも整っていない状態でした。
<対応方法>
共同主催に焼津環境緑化事業協同組合様、協力に焼津市役所様に入っていただいたことで、人員・物品・資金の手配や関係各所との調整がスムーズに行えました。また、有志のサポートメンバーに加え、ボランティアを公募し、当日の運営体制を強化しました。
2. 世界観の統一
<課題>
これまでにない若者世代に愛されるイベントとするため、会場もプロモーションも洗練された世界観を保つことが重要でした。
<対応方法>
イラストレーターsuginoharumiさんによるイラストを用いたキービジュアルを、SNS、WEB、ポスター、看板などで統一感のあるプロモーションを展開しました。ビジュアル統一を徹底することで、イベント全体の魅力を一貫して伝えることができました。
3. 駐車場の問題
<課題>
会場となる石津西公園周辺には駐車場が少なく、公共交通機関も少ないため、駐車場の手配と運営に懸念がありました。
<対応方法>
周辺の市有地や地域事業者様の駐車場を使用させていただき、サポートメンバーによる事前のオペレーション設計で、混乱や渋滞を回避しました。
成果と反響
イベント当日は天候にも恵まれ、開場前から数百人が列を作り、2日間で1万2000人が来場しました。来場者アンケートでは、70%以上の方が「満足」と回答し、多くの方が楽しめたクリスマスマーケットになったと感じています。
今後の課題
イベントを継続的に成功させるために、安定的に人員や資金を手配できる仕組みが大きな課題となっています。 また、イベントの世界観を保ちながらも、来場者を飽きさせない新しい試みも必要だと感じています。
ナインのイベント企画
ナインは、WEBや映像などのクリエイティブ制作に加え、イベントの企画・運営も得意としています。 これまでとは異なるユニークなイベントを企画したい行政の方、人材採用やプロモーションのイベントを開催したい企業の方、お気軽にご相談ください。
Our Method Step 1
この事例で使用したメソッド
NINE独自のメソッドで課題をクリエイティブに解決しました。
探し当てる
なぜファースト
なぜ?を考える。なぜこんな形をしているのだろう?なぜそう思うのだろう?丁寧にじっくり見つめて、モノに込められた作り手の想いや、その人たらしめている過去を紐解き、奥の奥にあるドアを開けて核心に迫る。
探し当てる
登場人物に
なりきる
一人に絞って深く心理に入る。お客さんになる人、作り手となる人、店頭に立つ人、登場人物になりきって行動してみる。統計や思い込みに溺れず、その人一人の行動とその時々の気持ちを深く想像する。会議では想像もできなかった気づきに出会える。
探し当てる
構成要素を
分解する
対象が何で構成されているのか分解する。例えば、問題がある、誰がどうなるから問題なのか3つに分解する、3つそれぞれ何故それらが起きるのか分解してみる。というように、小さく分解すると考えやすくなることは多い。
ジャンプする
情報の価値を
加工する
その情報が流通しないのは価値が低いから。取り扱う情報は同じなのに、そう言われると興味が湧くというくらいその情報の価値の加工に挑む。ターゲットとなる人々が、ある心理状態から別の心理状態にくるりと変わるくらいに思いっきりクリエイティブジャンプする。