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燻製茶漬け ロゴ・パッケージデザイン

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株式会社ナインは、静岡県焼津市で自家製水産加工品を販売する老舗企業、株式会社川直様の新商品「燻製茶漬け」のロゴデザイン・パッケージデザインを担当しました。本商品は、焼津市の誇る食品加工技術を活かし、次世代のブランドを創出する「やいづキャンプ飯プロジェクト」の一環として開発されました。

デザインの課題と目標

「燻製茶漬け」のデザインにおいては、川直様の持つ歴史・伝統という価値を大切にしながらも、30代を中心とした顧客層にも親しみやすい佇まいにすることが課題となっていました。

デザインのポイント

ロゴデザインは、程よく伝統を感じさせる書体をベースとしながら、若い顧客層に気軽に手に取ってもらえるよう、燻製の煙を連想させる曲線で柔らかさ、可愛らしさを加えました。また「川直」の印影で老舗感をプラスするアクセントとしました。
パッケージデザインでは、商品の主役である大きな具材(燻製した魚)が見えるよう形として、ラベル部分はスモーキーな色味のグラデーションを用いて、燻製の煙やお茶漬けの暖かい雰囲気を感じさせる表現としました。

「燻製茶漬け」の概要

燻液や調味液などは使用せず、江戸時代から伝わる伝統製法「手火山」を用いて魚を燻し、香ばしさと絶妙な塩加減により、魚の旨味が最大限に引き出され贅沢なお茶漬けです。鮭・鯖・鰹の3種類をお楽しみいただけます。 1年間の保存が可能で、アルファ化米付きなのでお湯を注ぐだけで簡単にお茶漬けが楽しめます。

ナインのデザイン力・企画力・課題解決力

株式会社ナインは、クライアントのニーズに応じたデザインを提供するだけでなく、そのデザインがユーザー体験(UX)を最適化し、企業や社会の課題を解決することを目指しています。 プロモーション、ブランディング、人材採用、地域活性、等でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

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Our Method Step 1

この事例で使用したメソッド

NINE独自のメソッドで課題をクリエイティブに解決しました。

探し当てる

登場人物に
なりきる

一人に絞って深く心理に入る。お客さんになる人、作り手となる人、店頭に立つ人、登場人物になりきって行動してみる。統計や思い込みに溺れず、その人一人の行動とその時々の気持ちを深く想像する。会議では想像もできなかった気づきに出会える。

定義する

メタファーを
使う

みんな知っているものを使って言い換えてみる。理屈が急に腹落ちできたり、目の前に違う景色が広がったり、向かう未来が共有しやすくなる。女性版スーパーマン、漫画でいうとワンピース、など。

ジャンプする

情報の価値を
加工する

その情報が流通しないのは価値が低いから。取り扱う情報は同じなのに、そう言われると興味が湧くというくらいその情報の価値の加工に挑む。ターゲットとなる人々が、ある心理状態から別の心理状態にくるりと変わるくらいに思いっきりクリエイティブジャンプする。

ジャンプする

斬新に
組み合わせる

アイディアを生む。テーマと対極にあるもの、ランダム、この世に存在しないものと組み合わせてみる。笑えるもの、ハッとさせられるもの、芽が出そうなアイディアが生まれる。議論が伸び悩み、箱から出れなくなった時に脱出するテクニックでもある。

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